2011年10月15日(日)
宮城県東松島市の子ども達へ、
富士見市民の寄付で集めた絵本とおもちゃ。
それに遊びを届ける事業に、ふじみっこ・夢みらいも協力をしました。
子どもたちに笑顔を「チーム富士見」のメンバーに加えて頂き、
夜行バスに乗り込みました。
総勢29人と市民の皆様がお寄せくださった
たくさんのおもちゃと絵本で
大型バスは一路東北の被災地、東松島市へ。
夜半の出発にも関わらず、
星野市長、関野市議会議長等に見送られたときは、
熱い使命を感じました。
おもちゃ配布にあてられた和室に
大急ぎで各グループごとにおもちゃを配置しました。
配布の方法は、
あそびのコーナーを担当した企業のスタンプカードを受け継ぐ形で、
スタンプの数でポイントカードを渡しました。
これは、ふじみっこ・夢みらいがやっている【かえっこバザール】で、
時間が経つにつれて「手伝いたい」と言ってくれる子どもに
【かえるスタッフ】になってもらいました。
約束の勤務時間が終わり、
ポイントカードを受け取る時の子どもの笑顔がたまりませんでした。
弟のために欲しいおもちゃあるんだ、と
【かえるスタッフ】を2回もやってくれた4年生男子、
ジブリの映画が大好きで
全部見たよと教えてくれた11歳の女子は、3回も。
6年生3人組の女子は、
3人のポイントを合わせて一番大きなプーさんを抱えて行きました。
“子どもたちに笑顔を”ということでは、
本当にたくさんの笑顔に会いました。中でも、
最初におもちゃの部屋に入った男の子の
「うわあー」の歓声が忘れられません。
小さな子を連れたお母さんは、
「津波で玄関先に置いてあった子どもの乗り物が流された、
1階にあった子どものものが全部だよ」
「おもちゃは、本当に助かります」と。
特に大きな遊具等は大人気でした。
若いスタッフが何度も外の車まで運んでいました。
また、大きなくまのぬいぐるみを欲しがった
小さな子どもにお母さんが、「仮設だからね、」と。
これから寒さに向かう当地では、
子どもの防寒具が必要です。
とのお声も伺いました。
お預かりした絵本は、
翌日のおまつりで配布予定でしたので、
皆様の印象等をお伝えすることができませんが、
きっと喜んで下さったことと思います。
私は、子どもたちの成長する姿は、
東松島の子も富士見市の子も同じだなと思いました。
被災地の生の声への対応を模索しているところです。
がんばっぺ東松島子ども秋まつりに参加
2011.10.15
本橋千賀子
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